睡眠薬の怖さ・前向性健忘って?

疑問に思うシマウマ

病院でも不眠症の薬として処方される睡眠薬ですが、用法用量を守らないと身体に悪影響を与えます。超短時間作用型睡眠薬の副作用で起こる前向性健忘にという症状や、睡眠薬を服用する際の注意点にフォーカスを当ててみましょう。

●即効性の高さがアダに…
超短時間作用型の睡眠薬は、海馬という脳の記憶を整理している部分に影響を与えるため、前向性健忘という副作用が現れ始めます。
健忘とは、何をしていたのか忘れたという状態で、もの忘れ、記憶喪失と幅広い意味で使われています。
いつ・どこで・なにを、が抜けているので朝起きた時に、服用する前の記憶が抜け落ちています。

前向性健忘という症状は、途中で起きてしまってもその時の記憶がない状態です。
起きていたはずなのに、何をしていたのかわからない、思い出せないという症状です。
例えば、友達と電話でやりとりをしていたとします。翌日にその友達から電話で話した話題をふられると、まったく覚えていなくて混乱状態になるケースもあります。
「やっと睡眠薬を使用できる」と意気込んで多めに取ってしまったりすると、こういった副作用も起こりやすくなります。

●睡眠薬を飲む夜は

前向性健忘の症状を踏まえたうえで、超短時間型の睡眠薬を使用する時は注意点があります。
なるべくすぐ就寝するようにしましょう。記憶が抜け落ちるということは大変怖いことです。
超短時間型は15分~30分、遅くても1時間未満に効果が現れ始めるので、運転や料理をする前に睡眠薬を服用することはおすすめできません。
・運転していて事故を起こしてしまったらしい
・料理をしていたのか手に火傷のあとがある
こんなことになってしまって後悔しても、過去を変えることはできません。
事件・事故を起こす前に、使用の仕方をきちんと理解して睡眠薬を服用しましょう。